旭川農業高で、生徒たちが農薬散布用ドローンで畑に水をまく体験学習があり、参加した生徒たちは楽しそうにドローンを操った。 ドローンは羽を伸ばすと直径約2メートル、タンクが満水の状態で重さ約45トンにもなり、約10分間に1・5ヘクタールの畑に農薬を散布することができる。 体験学習は同高の小麦畑で実施し、農業科…
北海道の畑作地域で、空からドローンで撮影した画像で栄養状態を分析し、肥料を増減する試みが広がっている。やり過ぎを防ぐのが狙いで、年数十万円を削減できた農家も。開発企業は「作物の収量や品質の安定も期待できる」と話す。 4月下旬、帯広市郊外の一面に広がる小麦畑。同市のコンサルタント会社「ズコーシャ」の星山賢一常務(66)が小型ドローンを飛ばし、茶色の濃淡が入り交じる畑を次々と撮影していた。星山さんは「土の色で栄養を見極める。火山灰質では窒素が豊富なほど黒っぽくなる」と説明する。 撮影画像から技術者が1アールの区画ごとに与える肥料の量を約10段階で示したマップを作成。肥料をまく機械がコンピューターで読み取れるようデータにして農家に販売している。2008年に開始し、20年度までに延べ約100農家と契約。約900ヘクタールで実施した。
家でシロアリを見つけたら、相当慌てると思う。えらいことだ。ゾッとする。強力な薬剤を使ってでも一気に撃退したい。きっと、そう考える。 だが、キセイテック(橋本市)が作っているシロアリ防除剤は、そうした“劇薬”の類いではない。成分は天然植物に由来し、農薬は使っていない。「シロアリを制圧するのではなく『その場から遠ざける』という緩やかな作用なんです。漢方薬のような感じですね」と東昌弘会長(80)は説明する。ヒバの木から抽出した精油の中に殺菌・抗菌効果などがある成分が含まれていて、それを用いているのだという。 東会長は大阪の化学メーカーに在籍当時、樹木の多角的な用途を研究する林野庁のプロジェクトに5年間参加し「森林が持っている生命力」に興味を覚えたそうだ。樹木から油を取り出すことに成功し「含有成分を有効に活用したい」と考えた。定年退職後に起業し、ヒバやヒノキの樹木精油を作り始めた。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く