十六年ほどジャンプを読み続けている人間として実感しているが、ここ数年のジャンプの出来はひどい。例えば、看板作品である『ナルト』と『ブリーチ』で、一つの戦闘につき形勢逆転が最低四回起きるというのがテンプレート化している。『ワンピース』でも、一つのエピソードの分量が明らかに長大化している。これは構造的欠陥といって差し支えないと思う。 たしかに最近の『NARUTO』や『ONE PIECE』は展開が遅いですよね。 ONE PIECE 1 (ジャンプコミックス) 作者: 尾田栄一郎出版社/メーカー: 集英社発売日: 1997/12/24メディア: コミック購入: 11人 クリック: 296回この商品を含むブログ (247件) を見る 『NARUTO』はかなり適当に読んでいるのであまり詳しく語れないのだけれど、『ONE PIECE』は相当に遅い印象がある。 すでに連載は10年を超えているわけだけれど、