富士フイルム傘下の米FUJIFILM Medical Systems USAは米国時間2008年11月29日,情報システム・ベンダーの米Empiric Systemsを買収したと発表した。Empiricを富士フイルムの100%子会社とすることで製品の統合を進め,医療向け画像/情報処理分野の事業強化を図る。 富士フイルム側とEmpiricは数年前から協力関係にあった。それぞれのWeb対応アプリケーション「Synapse PACS」と「Empiric Encompass.NET RIS」を連携させ,シングル・サインオンや共通GUIといった機能を提供していた。 富士フイルムはEmpiricの株式をすべて取得した。ただし,買収金額など詳しい取引条件は公表していない。 [発表資料へ]