・・といっても、大竹伸朗くんのことじゃありません。先月のブログで直島の銭湯<アイラブ湯>開湯のようすをリポートしましたが、そのときに大竹くんから「実は文房具屋のオヤジで、すごいスクラップ・アーティストがいたんだよ!」と興奮気味に教えられ、さっそく取材に行ってしまいました。2ヶ月続けて直島を訪れるとは思いませんでしたが、しかし! お会いしてみれば、それは想像以上に強力なスクラッパーでした。ほんとはどこかの美術雑誌で紹介したいのですが、どこもページをくれそうにないので、このブログでサワリをご紹介します。 この11月で80歳になるという村尾智さんが店を開く文房具屋は、フェリーが発着する宮之浦にあります。直島の観光拠点であるベネッセのミュージアムや、家プロジェクトが集中する本村地区へは、宮之浦からバスで向かうのが一般的なので、アイラブ湯ができるまでは、宮之浦に留まろうという観光客は少数派でした。