複数の上場企業のホームページから発表前の経営情報が漏えいし、情報を知った人が、株の取り引きをして利益を得ていたとみられることが関係者への取材で分かりました。証券取引等監視委員会は、企業に対して情報管理の徹底を呼びかけています。 関係者によりますと、東京証券取引所などに上場している複数の企業で、会社のホームページから決算などの経営情報が発表前に漏えいしていたとみられることが、証券取引等監視委員会の調査で分かったということです。 これらの会社では、情報を、発表後、速やかにホームページに掲載できるよう、あらかじめホームページ用のコンピューターに保管していました。 通常の方法でホームページを閲覧しても情報にはたどり着けないようになっていましたが、専用のコンピューターソフトを使えば簡単に見つけられる状態だったということです。 証券取引等監視委員会が調査したところ、兵庫県内の男性がこのソフトを使って情