自転車の死亡事故で頭を打つケースが多いことから、警視庁万世橋警察署の警察官が、ヘルメットの着用を市民に呼びかけようと、署員みずからがモデルとなって自転車でのパトロールの際にヘルメットを着用する試みを始めました。 この試みを始めたのは東京・千代田区の万世橋警察署です。 自転車でパトロールする際はいつもは制帽ですが、20日は、交番などに勤務する警察官21人がヘルメットをかぶってパトロールなどに出発しました。 警視庁によりますと、都内では去年、自転車が関係した事故の割合が交通事故全体のおよそ40%を占め、全国平均の2倍近くになっています。 ことしも先月までに24人が自転車の事故で死亡し、このうち半数以上の13人が頭を強く打ったことが原因でした。 このため、警察官がモデルとなって、市民に自転車用のヘルメットの着用を呼びかけることになり、万世橋警察署では、自転車のパトロールなどの際に署員が試験的にヘ