精神科医・井原裕氏の著書『うつの8割に薬は無意味』を読みました。 まず最初に感想を一言で言うなら、おもしろかったです。いかにも賢くない人の感想といった感じですが、本当にとても興味深く、「なるほど」「確かに」を連発しながら読みました。 それで、今から思ったことなどをお話するのですが、前半のどうでもいい話のせいで、かなり長くなってしまいました。ので、最初に押さえておきたいポイント、「うつ当事者」にとって参考になるポイントをまとめます。 うつ当事者にとって参考になるポイント 本書における「うつ当事者」とは、従来のうつ病(「気が滅入って、好きなことにも興味をなくし、何をするのも億劫になってしまう病気」p.49)に当てはまらない人をはじめとする、抗うつ薬が効かない人です。 <睡眠リズムの整え方> p.144 乱れた睡眠・覚醒リズムを改善するために睡眠日誌をつける。 – 昨日何時に就床したか? – 何