高齢化が進む中、正しい食生活や運動習慣など健康的な生活に必要な知識を身につけて日々の暮らしや仕事に生かしてもらおうという検定試験が行われました。 18日は全国27都道府県の30の会場で試験が行われ、このうち、東京・杉並区の会場ではおよそ1800人が受験しました。 試験はベーシックとエキスパートの2つのコースで行われ、「血管年齢」や、年齢とともに骨や筋肉などが衰えて日常生活に支障が出る状態を意味する「ロコモティブシンドローム」など健康に関する言葉の意味や、食べ過ぎを防ぐ対策や効果的な運動方法などの正しい生活習慣について出題されました。 厚生労働省の推計では、おととしの健康寿命は女性が74.79歳、男性が72.14歳と前回調査より延びたものの、介護などが必要な期間を示す平均寿命と健康寿命との差は女性が12.35年、男性が8.84年あるということです。 日本健康生活推進協会の大谷泰夫理事長は「平