こんな本があるなとは知っていたけど、なんとなく読んでいませんでした。が、登山学校を運営する上で曖昧な理解のままではよくないだろうなと思い至り読んでみました。 どんな本なのか?そもそも登山はなぜ出来るのか?から始まり登山道とは?ルールやマナーと法律の関わり、登山の規制、事故の責任などのついて弁護士の立場から詳しく解説されています。 登山に関する様々なトラブルに巻き込まれないために、そして巻き込まれてしまったときにどうしたらいいのか?どういう責任があるのか?などがよくわかります。 最後は、安全な引率登山をするためにどうしたらいいのか?遭難しないためにはどうしたらいいのか?などもまとめられ、筆者が『登山をする人が不幸になってほしくない』と思っていることが伺えます。 山岳会でリーダーをやるような人や、友達を山に連れて行く人、登山の講習会を行っている人は必読です。プロの山岳ガイドの方は当然知っていな