何をするにも合理性や客観性が求められ、数値的なエビデンス(根拠)を示せと言われる時代。そのうち、仕事でもAI(人工知能)が導く最適解に従うことになるのかもしれない。なんだか自分の感覚や経験則には、なんの価値も無いような気がしてしまう。「客観性の落とし穴」(ちくまプリマー新書)の著者で、大阪大学教授の村上靖彦さん(53)に、エビデンス重視の世の中にどう向きあえばいいか聞いた。 数値データがないと耐えられない ――著書が売れています。社会の動きだけでなく、人の気持ちも数値化していった結果、失われたものがあるのではないかというテーマの本です。 会社員の方からの反響が大きかったです。みんな数字に追われてつらいのでしょう。SNSでも、データを持ち出してきて、自分の気に入らない投稿を批判するような書き込みが目につきます。エビデンスという道具を使って、他者をたたきたいという暗い欲望が蔓延(まんえん)して
大阪市生野区の生野愛和病院に高齢男性が運転する乗用車が突っ込み、高齢女性2人が死亡した=大阪市生野区で2023年3月1日午後4時35分、望月亮一撮影 長年、精神科医をやっているといろいろな意味で、国際的な流れの中で、日本でも、いろいろな差別感情が和らいできているし、それを許さない風潮も強まっているのを痛感する。 精神障害者に対しても、昔は見つけたら、すぐに入院させて閉じ込めろという感じだったが、今は適切な治療を受けた上で、社会と共生するのが当たり前という感じになっている。 LGBTQなど性的少数者や少数民族に対する差別も、原則的に許されない(国会議員は謝れば済むという感じで平気で差別発言をする人が、まったく辞めさせられる気配がないが)。 その中で、いまだに公然とした差別が行われているのが高齢者だ。 高齢者だけ運転が危ないのか 先日も、2022年の高齢者の運転死亡事故の割合が過去最高になった
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日本でよく聞かれるのが、キリスト教にせよイスラム教にせよ、「一神教はどうしても不寛容だ」という意見である。それと対になっているのが、「日本は多神教だから寛容だ」という説で、これは床屋談義だけでなく学問的な見解としても論じられることがある。 その発端になったのは、「農耕由来の多神教」と「砂漠由来の一神教」という対比を論じた和辻哲郎である。彼の『風土』論(1935年)は、その後、梅原猛や山折哲雄といった昨今の日本研究者たちにも継承され、欧米の対テロ戦争が始まった後はさらに拡散した。 日本人は寛容なのか?? 日本人のこういう自己理解には、まず統計的な数字を示しておくのがよいかもしれない。2018年に刊行された『現代日本の宗教事情(国内編I)』では、編者の堀江宗正が「世界価値調査」のデータを用いて日本と他国を比較し、その「惨憺たる」結果を示している。指標に選ばれているのは中国、インド、アメリカ、ブ
計算社会科学敗れるM-1グランプリ2022が12月18日に行われ,ウエストランドが見事優勝しました. 毎年盛り上がるM-1グランプリですが,今年も折角なので計算社会科学的にツイートを分析してみました. ちなみに,計算社会科学的M-1グランプリといえば,東京大学と吉本興業とのコラボイベントで計算社会科学者の浅谷先生が今年の夏に「計算社会科学による分析で今年のM-1王者を予想する」という分析を行い,オズワルドの優勝を予想していました. 残念ながら予想は外れてしまったので本人に聞いてみたら「あの時は空気を読んでみたんですが,今年はレベルが高かったですね」とのこと.個人的にはオズワルドのネタは大変面白かったので行けるんじゃないかと思ったんですが残念です.予想が当たれば計算社会科学の名前ももっと売れた気がするのに.来年も同じ企画があれば,是非当てて欲しいものです. M-1グランプリ当日のツイート分析
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