今年4月、修学旅行で新潟県十日町市にある美術館を訪れた複数の中学生によって、展示していた2つの作品が壊されてしまったのだ。 【映像】中学生に破壊された美術品 1つは、ドイツ国籍のカールステン・ニコライさん制作のスピーカーで人工的に波紋を作り、スクリーンに映し出す作品。 もう1つは、クワクボリョウタさんが制作した、床に置かれた農機具などに光を当てて壁に投影する作品。ニコライさんの作品は修復され展示が再開しているが、クワクボさんの作品は踏み荒らされて完全に壊れ、修復できず展示が中止になっている。 今回の問題を受け、十日町市は警察に被害届を提出。さらに修学旅行で訪れていた中学校がある新潟市に対し損害賠償を請求する準備を進めている。 この異例の事態に、SNSではこんな声が寄せられている。 「この作品が好きな立場からすれば、子供がやったことでは済まされない」 「賠償はその中学生とその親にさせた方がい