VMware買収で揺れる市場を狙うSUSE【中編】 VMware波乱の余波 SUSEの「StackState買収」による不可避な影響 BroadcomによるVMwareの買収を契機と捉えて、SUSEはプラットフォームエンジニアリング市場での競争力強化に乗り出した。オブザーバビリティベンダーStackStateの統合はどのような影響をもたらすのか。
VMware買収で揺れる市場を狙うSUSE【中編】 VMware波乱の余波 SUSEの「StackState買収」による不可避な影響 BroadcomによるVMwareの買収を契機と捉えて、SUSEはプラットフォームエンジニアリング市場での競争力強化に乗り出した。オブザーバビリティベンダーStackStateの統合はどのような影響をもたらすのか。
日本オラクルを経て2008年3月にアグラを設立した丹下博詞社長。同氏は、独自開発したマスターデータ統合ソフトウエア「AGRA」が世界規模で需要を集めると自信を見せる。テクノロジーの中核に日本発のソフトウエアがないことが問題だと指摘する丹下社長に、AGRAのコンセプトや起業にかけた意気込みなどを聞いた。(聞き手は島田昇=日経コンピュータ) 「AGRA」は、どんな機能を提供する製品か。 散在する複数のマスターデータを擬似統合するためのソフトウエアだ。例えば、企業の合併などでマスターデータの統合が必要になるとき、それぞれの企業が独自に構造化してある既存データはそのままに、あたかも一つ統合データのように検索できるようになる。2009年3月から販売しているが、すでに大型案件の引き合いなどがあるなど、滑り出しは好調だ。 これまで、マスターデータを統合するためには、物理的に一つの巨大なデータベースを構築
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