Hire proven pros with confidence using the world’s largest, remote talent platform.
顧客企業のCIO(最高情報責任者)職を辞し、システムや仕組み、アイデアを売る立場になってから100社を超えるお客様を訪問させていただきました。 それぞれの企業の抱える問題点やウィークポイントを確認することを通じて、IT(情報技術)投資における日本の企業の問題点を完璧に理解できるほどの情報を蓄えられました。海外の一流企業に比べて日本企業のITガバナンスは「不十分」というようなレベルですらなく、比較不能、論外なレベルであるという思いを強くしています。 顕著な例をお話しましょう。ある情報子会社を訪問しました。親会社が株式を100%保有する子会社です。20人程度で親会社のシステム運用やネットワーク管理を行っているのですが、システム構成を聞いただけで、とんでもない非効率かつ高コストのシステム運用を行っておられるので、「2年間で投資回収ができて、3年目からは1億円以上の利益が出る方法があります」と、B
「日経情報ストラテジー」「日経アドバンテージ」(ともに日経BP社)などの編集長を経て2005年に独立してフリーに。経済産業省IT経営応援隊「IT経営百選」選考委員会委員長などを歴任。事業創造大学院大学の客員教授も務める。 DOL特別レポートSPECIAL 注目企業や産業など、幅広いテーマを扱うDOL特別レポートのスペシャル版 バックナンバー一覧 前回、「IT投資の効果を実感できない」という経営者に向けて、その解決策を解説した。今回はそれをさらに進めて、今後中堅企業がITを活用していくうえでの三つの課題を紹介する。 一つ目は「TCO(Total Cost of Ownership)の削減」である。従来からさんざん話題に上っているテーマではあるが、今後は新しい技術を活用してITコストを削減していくという視点が必要になるだろう。TCO削減の中心テーマは、システム開発よりも、保守・運用分野だ。 具
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く