ファッション通販サイト「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」を運営するスタートトゥデイ社長の前沢友作氏。バンド活動をしながら、同社を創業。アパレル市場が伸び悩む中、業績は好調だ。独自の経営哲学を持つ前沢氏はいつ仕事に目覚めたのか。 >>前沢氏が語る(下) 働くなんて「余暇活動」でいい ボーナスは同じ スタートトゥデイには僕の机もなければ、パソコンもありません。社長室はありますが、打ち合わせや、たまに疲れた時に仮眠をとるのに使うくらい。じつは、僕、メールアドレスも持っていないんです。 出社するのは週3日だけ。それも、会議のためだけに来ています。「社員やその家族を養うために頑張ろう」なんて、考えたことはありません。そんなことを僕が思った瞬間、何かがウソになる。 1部上場企業になりましたが、大事にしていることは、それ以前と何も変わりません。好きなことを、ただひたすら楽しみながらやる。それがいつの間に