学生起業なんて、うまくいくわけがない? 確かに、成功するのは簡単ではないだろう。だが、着実に売り上げを伸ばし、会社の規模を大きくしている「学生起業家」も存在する。技術の重要性を強調し、エンジニアリングとビジネスのバランスを取りながらWebビジネスを加速させ続ける若き社長のケースを紹介しよう。 「なくなったらユーザーに悲しまれるようなWebサービスを作っていきたいですね」 「採用課金型」の料金形態と「採用祝い金」制度というユニークな特徴で売り上げを伸ばしたアルバイト情報サイト「ジョブセンス」を運営するベンチャー企業、リブセンス。早稲田大学の大学生が2006年2月に設立した会社は、すでに25人の社員を抱える規模にまで成長した。 Webの世界にほれ込み、エンジニアリングの重要性を強調する若き経営者、同社 代表取締役 村上太一氏の考える「エンジニアリングとビジネスのバランス」について聞いた。 大学