ローコスト・トラベル(LCT)の時代がいま、幕を開けた。 旅行の費用はあり得ないぐらいに安くなっている。LCCで海外に飛び、Airbnbで泊まるところを見つけ、Lyftで誰かの自動車い相乗りし、KitchHikeでどこかのお宅で晩ごはんを一緒に楽しむ。 つい最近まで、旅するのにはたくさんのお金が必要だった。江戸時代の昔、日本の庶民は「一生に一度は」と伊勢神宮の参拝を願ったけれど、手の届かないほどの大金が必要で、だから「講」というやりかたで資金を積み立て、旅費を一生懸命貯めた。 昭和の時代。戦争が終わって高度経済成長がやってきて、多くの人が旅行するようになった。でもこのころは社員旅行や修学旅行が中心で、やっぱり費用はみんなで積み立てていた。 1964年には、海外旅行が自由化されて誰でもヨーロッパやアジアやアメリカに行けるようになった。でもこのころは持って行けるおかねはわずか500ドルまで。お
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