経済産業省が「感性価値創造イニシアティブ」という政策を始めています。「高機能」「信頼性」「低価格」をめざしてきた日本のものづくりに、第4の価値軸としての「感性」を掲げるというものです。2008年度から2010年度まで「感性価値創造イヤー(仮)」と定め、来年度から本格的に始動します。 報告書も作られています。GDP2007の会場で気になったので、霞ヶ関の政府刊行物サービス・センターまで行って手に入れました。デザイナーやデザインプロデューサーの多面的な意見も多く取り上げられています。経産省が日本のものづくりをどういう方向性に導きたいと考えているか、一読する価値があると思います。 感性とは定義の難しい言葉です。が、この報告書では、「感性価値」とは作り手と使い手(生活者)が「共創」していくもの、という視点がはっきり打ち出しており、筋の通ったしっかりした内容のものになっています。「国民運動化する」と
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