日本の薬剤承認の問題にまでさかのぼれると思うが、EBM評価に値する報告とは、プライマリエンドポイントを設定し、それに基づくサンプルサイズ(α、βエラーなど考慮の上の)を設定して、プライマリエンドポイントに関して利益性があるか、または、それに対して、有害性が上回らないかなどを評価して行われるものである。 漢方の有効性報告をみると”全般改善度”ってのばかりで・・・なにを改善と言っているのか訳の分からないものが多い。 にもかかわらず・・・ 漢方を健康保険で使えるように署名のお願い http://kampo.umin.jp/・・・など、漢方の保険適応除外に関して、反対の論旨が目立つ。 世間の話が、本来の仕分けが”OTCに存在する薬品を適応外にしよう”という主旨だったはずのに、なぜか、漢方の保険適応外にというはなしに・・・すり替わっている。 結論から言えば、漢方処方は、保険から外せばいいと思う・・・