「私だったら死ぬ」投稿はヘイトスピーチ 立岩教授に聞く ALS「安楽死」事件 インタビュー連載 「安楽死」をどう考える~ALS患者嘱託殺人事件を受けて㊤ 2020年8月23日 18:52
難病の女性患者が殺害された事件をめぐって、7月23日に2人の医師が逮捕されました。この事件を受けて、一部の政治家が、安楽死や尊厳死の議論を呼びかけはじめたことについて、コメントを出します。 まず第一に書いておかなければならないことは、逮捕された医師は「優生思想的な主張を繰り返し、安楽死法制化にたびたび言及していた」と報じられているのであり(7月23日京都新聞)、これに従えば優生思想を持つ人間が嘱託殺人の疑いで逮捕されたということで、こういった事件をもとに政治家が安楽死や尊厳死の議論を持ち出すのはどういう神経をしているのかということです。どういう人権意識を持ち、どういう社会観を持っているのかということです。 そして第二に、政治家は、安楽死や尊厳死の持つ公的な性格に自覚的であるべきということです。 安楽死や尊厳死というのは、一見して自己決定権に関する個人の問題であるようです。しかし、それらがも
アメリカで新型コロナウイルスの感染が最も深刻なニューヨーク市で、感染者の治療にあたっていた40代の女性医師が自殺しました。過酷な現場での心理的な負担が浮き彫りになったという指摘も出ていて、新型コロナウイルスの治療にあたる医療従事者の心のケアが課題となっています。 ブリーンさんは、新型コロナウイルスの感染者の治療にあたっていて、自身も感染しておよそ10日間の治療を受けたあと病状が回復し、現場に復帰していたということです。 ブリーンさんの父親は現地メディアの取材に対し、最後に会話したときは、救急車で搬送されて治療を受ける前に亡くなる患者が数多くいると説明していたということです。 ブリーンさんの父親は「新型コロナウイルスとの闘いの最前線にいた彼女も犠牲者の1人だ」と述べ、過酷な現場での心理的な負担が娘を死に追いやったと訴えています。 また、ブリーンさんが所属していた救急医学会は、ブリーンさんの死
3月4 ビンラディンを殺害した米海軍特殊部隊の司令官が自殺 カテゴリ:自殺暴力 http://jp.reuters.com/article/idUSBRE8BN00T20121224 昨年の12月22日にアメリカ海軍の特殊部隊であるシール(Seal)のチーム4の司令官が自殺した。42歳だった。銃で頭を撃ちぬいたらしい。 シールはアフガニスタンなどの過酷な任務についている。チーム6がウサマ・ビンラディンの隠れ要塞を襲撃して彼を殺害したのは有名である。 チームは違うものの、似たような過酷な任務についている最強部隊と目されるシールの司令官が自殺したのである。かなりの衝撃が海軍を襲ったようだ。 ネットでは、PTSDで治療中だったとか、抗マラリア剤のメフロキンによる有害事象でないかという意見があった。 アメリカの軍隊では、今、大きな二つの問題を抱えているようだ。 兵士の自殺とメフロキンなどの薬物によ
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