白燐弾が原因でなくても、被害者の訴えは真摯に聞かなければならない - 法華狼の日記などを見て、「あれほど慎重な人〜」的な言い回しを見かけ、思った感想です。 軍が非人道的な兵器を使用し被害を生じさせたのか、あるいは、人権団体の告発が言いすぎなのか、そのいずれであるにせよ、本当に慎重な人というのは軽々に発言したりしないでしょう。それが例え「疑義」であるにしても、です。 疑義を述べるなら、疑義を抱くに足る充分な根拠を得た上で、かつ、その根拠を信じた責任を負った上で述べるべきです。 根拠を伴わない疑義を述べるのは、慎重な態度ではありません。まして対立している二つの主張の一方の意見に偏って根拠を伴わない疑義を呈するのは、他方の主張を積極的に支持しているのと変りません。表面的に支持していないだけに余計悪質だと思います。