タグ

ブックマーク / globe.asahi.com (28)

  • 社会の「成功の物差し」変わらないなら、学校の多様性は格差を生むだけだ:朝日新聞GLOBE+

    アメリカでの経験から日教育のあり方に警鐘を鳴らす鈴木大裕氏。現在町議をつとめる高知県土佐町で=市川美亜子撮影 ――なぜ16歳で米国留学を決めたのですか。 高校では友達も多く、学校生活を楽しんでいたんですが、ある時ふと、「このまま高3になったら受験をして、そこそこの大学に入って、サラリーマンになるんだろうな……」と自分の将来が見えてしまったんです。自由で活気あるアメリカ教育のイメージに憧れもあったと思います。実際に米国に行って、生まれて初めて自分が「学んでいる」と感じました。用意された答えではなく、生徒一人ひとりの真実と向き合う素晴らしい先生に出会い、毎晩のように先生から返された作文を書き直しながら「今まで自分が受けてきた日教育はなんだったんだろう」と考えるようになり、日教育について疑問を持つようになりました。だから米国で大学院に進学し教育学を学び、日教育現場に立とうと考え

    社会の「成功の物差し」変わらないなら、学校の多様性は格差を生むだけだ:朝日新聞GLOBE+
  • 「辺野古移設で抑止力維持」政府説明のおかしさ:朝日新聞GLOBE+

    埋め立てが進む米軍キャンプ・シュワブ沿岸部=2019年1月13日、沖縄県名護市、朝日新聞社機から、金子淳撮影 ■なぜ沖縄に米海兵隊がいるのか 軍事的に考察する①海兵隊を解剖する ■なぜ沖縄に米海兵隊がいるのか 軍事的に考察する②海兵隊が考える「沖縄駐留の必要性とは」 ■なぜ沖縄に米海兵隊がいるのか 軍事的に考察する③軍事的合理性から考えた、沖縄駐留への疑問の声 ■なぜ沖縄に米海兵隊がいるのか 軍事的に考察する④抑止力は沖縄の海兵隊でなく空軍だ、と言えるこれだけの理由 上記の連載記事では、アメリカ海兵隊の沖縄駐留に関する軍事的意義について概念的な議論を紹介し、普天間航空基地の辺野古への移設といった具体的問題には触れなかった。しかし、アメリカ海兵隊関係者、とりわけ沖縄の状況を熟知する前線司令部に近い将校たちや研究者らにも、辺野古新施設建設に疑義を呈する人が少なくない。 ■抑止力は間違いなく低下

    「辺野古移設で抑止力維持」政府説明のおかしさ:朝日新聞GLOBE+
  • ドイツのDIY企業のCMはなぜ炎上したのか:朝日新聞GLOBE+

    でCMや広告が差別的だと話題になり炎上することがしばしばあります。そのたびに、「日では、企業側のジェンダーの平等に関する意識がまだまだ低い」などの批判の声が挙がります。でも企業がときに差別問題に疎いのは何も日に限った話ではなく、海外の企業でもそういった問題は見られます。今回は、ドイツDIY企業「HORNBACH AG」がアジア女性を差別的に描く動画を流し問題になっています。「白人」それも「一部の白人男性」の視点しか取り入れず、東洋人女性を明らかに見下した内容の動画を流したことで、ドイツでも当の意味での多様性への道のりはまだまだ遠いことがわかります。 問題となったのは、以下のオリジナル動画です。 登場するのは庭仕事で汗をかいている5人の白人男性です。庭仕事の後、彼らの汚れた下着は真空パックされます。日人とも思われる女性(動画ではわずかですが、「春の匂い」と「日語」が映りこんで

    ドイツのDIY企業のCMはなぜ炎上したのか:朝日新聞GLOBE+
    dimitrygorodok
    dimitrygorodok 2019/04/01
    件の企業の言動は一言で表せば「羊頭狗肉」言葉と行動が食い違ってる。仕舞いには人種性別問わず下着の臭気を嗅ぐ動画まで上げてて誰の事も尊重しないと言いたげでもある。無論マイノリティの方がダメージ大きい。
  • 「軍事政権だって、いいじゃない」という学生たち:朝日新聞GLOBE+

    ■圧力もうまく使うなら 日のある大学に通う3年生の学生は、ブラジルの軍事政権期について学ぶうちに、軍事政権にも見習うべき点があると考えるようになったという。「軍事政権というと、軍部が市民に圧力をかけるイメージだったけど、ブラジルの場合は逆に、それによって平和と安全がもたらされたといわれています。圧力もうまく使えば、治安の安定につなげられるのではないかと考えました」 ブラジルでは軍事クーデターが起きた1964年以降、軍部が政治の中枢を握った。しかし、70年代前半までに「ブラジルの奇跡」と呼ばれる高度経済成長を実現。軍部が反対勢力を抑え込んで資源開発など重要な国家主導型プログラムを推進し、治安を安定させたことで海外企業の進出や融資を呼び込めたとされる。軍部が民間からテクノクラート(高度な専門知識と政策能力を持つ技術官僚)を重用したことも大きいといわれる。 【もっと知りたい】 「独裁」という新

    「軍事政権だって、いいじゃない」という学生たち:朝日新聞GLOBE+
    dimitrygorodok
    dimitrygorodok 2018/12/13
    自分が多数派と分かって安心?それはご苦労な事だ。これから自分を殺してでも「多数派の枠」からはみ出ない様に汲々とし続けるだけの人生が待っている。自分が「いい子ちゃん」でいられると思うのは幻想だ。
  • 「義母から届いた食品」がアラブで大受け 人気のエジプト人ユーチューバーが伝える日本:朝日新聞GLOBE+

    「みなさん、こんにちは。PLANET NIHON(プラネット にほん)のメグです! 今日はラーメンを作りましょう」。アラビア語と時折日語で、恵さんの歯切れのいいリポートが始まる。 日に来るまでの恵さんの人生は、決して平穏なものではなかった。クウェートで生まれたが、1990年に始まった湾岸戦争から逃れて家族でイランへ。イラクをへて、たどり着いたエジプトの紅海沿いの街ハルガダで暮らすようになった。 カイロの大学で建築を勉強していた時に、電車の中で偶然日文化オタク」の女性に話しかけられ、誘われるがままに訪れた日大使館のイベントで、コスプレや日語などの日文化に興味を持った。会社員をへて日語を勉強していた7年前には、中東に「アラブの春」が吹き荒れ、日語講座が開かれていた国際交流基金の建物にほど近いタハリール広場が、デモの中心地に。ある時には授業中に建物の中まで催涙弾が入りこんでき

    「義母から届いた食品」がアラブで大受け 人気のエジプト人ユーチューバーが伝える日本:朝日新聞GLOBE+
  • 韓国人記者が見た元徴用工裁判:朝日新聞GLOBE+

    たった一人になった原告 10月30日午後2時、徴用工損害賠償訴訟を巡る韓国大法院(最高裁)判決が下った。 判決に先立つ午後1時、傍聴券が配られた。180席余の大法廷はギッシリ満員。大法院は急きょ、小法廷も開放し、映像で生中継を行った。30席の臨時記者室も午前9時までには、日韓の記者たちで満席になった。ソウル支局に一報を流す役割だった私は、ノートブックパソコンが使える記者室で中継画面を見つめた。 午後2時、金命洙(キム・ミョンス)大法院長が判決理由の説明を始め、わずか10分余で「(新日鉄住金の)上告を全て棄却する」と宣告した。韓国で元徴用工らが提訴してから13年。初めて勝訴の判決が確定した瞬間だった。 宣告内容を伝えた後、ICレコーダーを持って大法廷へと走った。すでに大勢の記者が、法廷から出てくる原告団を待ち構えていた。元徴用工らは大部分が90代。声は弱々しく、レコーダーを口元に近づけなけれ

    韓国人記者が見た元徴用工裁判:朝日新聞GLOBE+
  • 韓国人徴用工判決とは何だったのか 韓国人記者が語り合う:朝日新聞GLOBE+

    ――判決直後、原告の李春植(イ・チュンシク)さん(94)は泣いていましたね。 黄宣真(ファン・ソンジン) 李さんは原告団4人のうちの唯一の生存者だった。亡くなった3人への思いが涙につながった。支援団体は高齢の李さんの体を心配して、法廷に入るまで、他の3人が亡くなったことを隠していた。 黄宣真記者 宋永美(ソン・ヨンミ) テレビで会見を見た。「もう少し早く、解決できたら良かったのに」と素直に思った。 宋永美記者 ――判決は「日の不法な植民地支配への慰謝料だ」と指摘しました。 崔在雄(チェ・ジェウン) 韓日請求権協定だけで解決したとは思わない。司法判断は当時、未解決な部分があった事実を強調したものだ。ただ、一般市民がそこまで理解していたのかは疑問だ。報道で混乱した市民もいたようだ。 崔在雄記者 李聖鎮(イ・ソンジン) 多くの人たちは報道で、請求権協定が抱える問題を知った。報道後は、「請求権協

    韓国人徴用工判決とは何だったのか 韓国人記者が語り合う:朝日新聞GLOBE+
  • 朝日新聞グローブ (GLOBE)|The Author―著者の窓辺

    [第20回] 魚を乱獲し続けると、海の生態系は壊滅する 『沈黙の海 最後の用魚を求めて』 Tyst håv Jakten pa den sista matfisken イサベラ・ロヴィーン Isabella Lövin 欧州議会議員 いま、世界各地の海で水産資源が減りつつある。海洋汚染のせいでも、地球温暖化のせいでもない。乱獲が最大の原因だ。『沈黙の海』を書いた欧州議会議員のイサベラ・ロヴィーンさんは「このままでは海の生態系が壊滅してしまう」と警告する。6月に来日したロヴィーンさんに、世界の漁業の問題点や日の果たすべき役割などを聞いた。 ――タラのように日人にもなじみのある魚が、これほど危機にひんしているのですね。驚きました。 「魚は誰のものでもなく、みんなの資源です。国際社会は歩調を合わせて問題に対処してほしい」 ロヴィーン カナダ・ニューファンドランド島の周辺では、1990年代前

    朝日新聞グローブ (GLOBE)|The Author―著者の窓辺