リオ五輪に一喜一憂した2週間 8月上旬から中旬にかけて、中国を回っていて、2週間ぶりに帰国してみると、日本はオリンピックのメダルラッシュに沸いていた。 というより話題はそれ一色。NHKのニュースをつけると、頭から約30分間も、アナウンサーが顔を火照らせながら、オリンピックの日本人選手たちの健闘ぶりを称えているではないか。 オリンピックを否定するつもりは毛頭ない。私だって日本人選手たちの活躍ぶりには感動を覚える者の一人だ。だがオリンピックの最中にも、世界では戦争も起こっていれば、経済マーケットも変動しているのだ。 北京でも、中国選手の活躍ぶりは連日、報道されていたが、それはあくまでもニュースの「ごく一部」であって、大部分は通常と同様、国内外の情勢を伝えていた。オリンピックをとことん見たい人は、中国中央テレビの5チャンネル(スポーツ専用チャンネル)で見てくださいというわけだ。 世界は24時間3
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