一説によると、地球上に一京匹も存在していると言われるアリ。その身体の小ささから、一般的には人間が身の危険を感じるほどの存在ではないと思われがちだが、アリの大半は肉食性であり、種によっては人間にも襲いかかるほどの凶暴さを兼ね備えている。今回、ボリビアで起きた不幸な出来事は、そんなアリの恐ろしさを改めて思い知らされる事件となった。お酒を飲んで眠りについた男性が、アリの集団に襲われ、命を落とすことになってしまったのだ。 AP通信などの報道によると、アリの犠牲となったのは、42歳のボリビア人農作業者。現地の警察の話によると、この男性はお酒を飲んだ後、グアヤックウッドと呼ばれる強い匂いを持つ木の下で眠っていたそうだ。しかし、運が悪いことに、たまたまその木が攻撃的な種のアリの住処であったらしく、男性が眠っている間に、アリの集団が襲いかかってきたのだという。通報を受けた警察が現場に到着したときには、男性