毎年きっちりフォローしてる訳ではないのだが、スタンフォードでMBAを取った学生の卒業後の進路で、どこかの業界が急に増えると、その業界が割合すぐクラッシュする、という傾向があるような気がする。 そして、何ヶ月か前に去年は起業した人が突然急増、というのを聞いて「ベンチャーシーン、そこまでやばいのか」と焦ったが、実は内情は違った・・・という話を以下書きます。 バックグランド まず、「急に増える」とはどういうことかというと、スタンフォードMBAは年間360人しかいないので、「それまで行かなかった業界に行く人が急に増えた」と言っても、増えた後の人数が10人くらい、なんてこともあります。なので、極めて限定的な傾向。 また、いい加減な情報に基づく漠然と感じる傾向でしかない。時々学生の方にあって、 「最近はみんなどういうところに就職するの?」 とか質問して 「去年はXXでしたね」 と聞く・・・という感じ。