わたしはデザインをするにあたって「黄金比」を用いた事が一度もありません。 数学に造詣が深くないという事もありますが、それ以上に感じているのは、例 えばプロダクトで「黄金比」がそこに当てはめられていたとして、縦ヨコ高さ がある場合において(ほとんどありますが)その黄金比が「見える」というポ イントはとても限定される訳です。 わたしはプロダクトデザインというものはプロポーションがとても大切だと 思っていますが、それはその機能や条件に相当に左右される中で生み出される ものだと考えています。 そんな中で黄金比が使える事はとても「しあわせ」なことかもしれませんが 大方のものではそういかない。 じゃあどうするか。それは「自分の身体を少し動かしてそのものがきれいに見 えるところからそれを見てあげる」ことじゃないかと思うのです。 つまり「黄金視」ということじゃないかと。
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