確かに笑える。ウィキリークスが暴露したアメリカ政府の秘密文書はゴシップの宝庫だ。イタリアの首相は「無責任なうぬぼれ屋」で、ロシアの首相は「ボス犬」タイプ、ジンバブエの大統領は「イカれた老人」......。こんな人物評に接すれば誰だってニヤッとするだろう。 しかし、笑い話で済ませてはいけない。暴露された文書をまじめに読めば、国際関係の授業に使えそうな材料がたくさん見つかるはずだ。 例えば、数年前にアメリカの外交官が中国側に、北朝鮮は弾道ミサイルの部品を民間航空機に積み、中国経由でイランに輸出していると通報していた事実。それでも中国側は何も対応しなかったとの記述もある。どうやら中国は、核兵器の拡散防止よりもイランや北朝鮮との友好関係(と、それに伴う貿易や投資)を重視しているらしい。 ここから読み取れるのは、中国が内政重視で外交を二の次にしている事実だ。一方、中国政府内に北朝鮮との関係を見直す機
前の記事 Skype創設者が語る「起業の秘訣」 国際空港で「PCや携帯の押収」が増加:対抗策は 2010年11月25日 IT社会 コメント: トラックバック (0) フィードIT社会 Wired how to wiki 米国の国際空港では最近、コンピューター・セキュリティ専門家やホワイトハット・ハッカーたちのノートパソコンや携帯電話が押収されるケースが増えている。特に、WikiLeaksと関係する人物の場合が多い。 内部告発者やサイバーセキュリティ関連の研究者やジャーナリストでない限り、電子機器が検査される可能性は低いとはいえ、注意するにこしたことはないだろう。所持していた機器を検査されたと報道された者は米国人たちだが、もちろん外国人の場合は、たとえビザを持っていても、いつでも入国を禁止される可能性がある。 どのように注意すべきか、対策について紹介しよう。なおこの記事(原文)は、誰でも編集
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く