1979年に起きた事件三菱銀行人質事件の犯人の梅川昭美に材を取った作品[2][3][4]。『映画情報』1982年4月号には「毎日新聞社会部(大阪)編『破滅―梅川昭美の三十年』 (晩聲社刊)を原作に、不遇な環境で母に溺愛されて成長し、初恋の女で一緒に暮らした女に逃げられて自暴自棄になる以外抑制の効かなかった青年の物語)と書かれているが[4]、事件自体の描写は省略されている。主役の竹田明夫を音楽家の宇崎竜童が演じて話題となった。 それまでピンク映画を50数本監督してきた高橋伴明の初の一般映画監督作品。井筒和幸がプロデューサーを務め、俳優もスタッフもピンク映画並のギャラに値切って参加してもらったと回想している[5]。女優の関根恵子はこの映画のヒロイン役で高橋伴明と知り合って結婚し、高橋惠子となった[6]。山口組の田岡一雄組長を狙撃して惨殺された鳴海清の愛人と梅川の愛人が同一女性だったという新聞記

