今年の四月も、毎年のことながらエイプリルフールから始まった。(当然か…) 最早風物詩とも言えるであろう、ウェブ上で繰り広げられるエイプリルフールネタは、クスリと笑えるもの、悪のりが過ぎるもの、そもそものネタが分からないので理解不能なものと、今年も各社百花繚乱であった。毎年このようなことを考え、真面目にネタに取り組まされる社内の若手や広告代理店の努力には頭が下がる。エイプリルフールネタ担当者を5月は毎週プレミアムフライデーにしてあげるくらいの心意気が、会社にあっても良いはずだ。 一方で、エイプリルフールネタを行う余裕がない会社が今月も多くあった。東芝は決算公表や社内の不祥事への対処に追われ、日本郵政も巨額損失の尻拭いをさせられていた。サザエさんに「この放送は、ホンハイと、ご覧のスポンサーの提供でお送りします」と言わせるという、エイプリルフール顔負けの展開があるのか注目だ。 芸能に目を移すと、