安倍総理の中東訪問にあてつけてかシリアのイスラム国が日本人二人をついに殺害する事件が起こり大騒ぎになっていますが、この所相次いでのイスラム系のテロ事件が起こる度に世界中が戦々恐々としての騒ぎですけれどこうした事件を非難したりその是非を論じたりする前に、何か大事な根底的なものについての認識といおうか反省がかけているような気がしてなりません。 誤解を招かぬために前言しておきますが、私はたまたまワシントンに滞在中間近に目にした9・11のニューヨークの貿易センタービル破壊やその前日私自身が出かけて、横田基地を取り戻すための交渉でウォルフォウイッツ国防副長官と面談議論したペンタゴンがホテルの目の前で炎上するのを目にした連続テロに始まる「イスラム国」を含めての中東やアフリカにおけるイスラム系の残酷で非人道的なテロに共感する者では全くありません。しかし今回のパリにおける新聞社襲撃等が続く無残なテロ勃発の