副都心線と東横線の相互乗り入れが始まり、代官山・中目黒といったお洒落エリアへのアクセスは格段にアップした。神奈川県から埼玉県までが結ばれ利便性が上がったのは喜ばしいことだが、現地の住人の間では「今まで見なかった人」が増えて、雰囲気が変わったという声が囁かれている。 「せっかく電車が繋がったのにわざわざヤン車に乗ってくる若者が多くて、雰囲気がぶち壊しですよ」 と語るのは中目黒でカフェを経営する男性。 「ウチは近くに大使館などがあるので、フォーマルな服装のお客さまが多かったんですが、最近はジャージを着たり、クロックス(偽物含む)を履いた人が増えてますね」 似たエピソードは枚挙にいとまがない。10年前から代官山で古着店を営む男性からはこんな声も。 「値札を見て『これ高くね? 誰が買うんだよ』と大声で騒いだり、勝手に写真をバシャバシャ撮る観光客風の人が増えましたね」 他地域から流入してきた客を店側