【月刊BARKS 佐久間正英 前進し続ける音楽家の軌跡~プロデューサー編 Vol.4】90年代のプロデュースその2~早川義夫、エレカシ、くるり 【月刊BARKS 佐久間正英 前進し続ける音楽家の軌跡~プロデューサー編 Vol.4】90年代のプロデュースその2~早川義夫、エレカシ、くるり 時は1994年。青春期の佐久間正英に多大な影響を与えた早川義夫との運命的な出会いは、今に至る重要なターニング・ポイントの一つとなった。一方でエレファントカシマシ、くるりなど、強烈な個性を持つアーティストとの濃密な共同作業を経て、佐久間正英のプロデュース・ワークは円熟期へと入ってゆく。そのスタイルの確立の陰には、80年代半ばに起きた「ある経験」が大きく関わっていた──。 構成・文●宮本英夫 ●サウンド的なことで言うと、僕が今までプロデュースした全作品の中で、くるりの「東京」は群を抜いてます● ──90年代の話