Google が 2011 年上半期分の Transparency Report を公開した。これは、各国政府による Google への削除依頼や個人情報請求状況を取りまとめたもので、国毎のインターネット事情が垣間見えて興味深い。 主要な例としては以下の通り。 アメリカ: 757 のコンテンツ削除要求 (その大部分は YouTube にアップロードされた警察官による不当な暴力を撮影した動画) 。中国: 121 件の削除依頼 (詳細については中国政府の要請により非公開)。リビア: 当該期間中、リビア国内から Google の各種サービスにはアクセス不可。ちなみに日本は 75 件のデータ請求が行われ、82 名分のアカウントが特定されたとの事 (削除依頼は無し) 。タレコミ子としては、合わせて出稿主からの削除依頼等も公開して貰いたいところである。