歌手で俳優、杉良太郎(76)が28日、東京・霞が関の厚生労働省を訪問。加藤勝信厚労相(64)から国民の健康増進を啓発する健康行政特別参与を委嘱された。 杉は2012年に厚労省の肝炎総合対策推進国民運動「知って、肝炎プロジェクト」の特別参与に就任。団長的立場として、妻で特別大使を務める演歌歌手、伍代夏子(58)やスペシャルサポーターのEXILEらと肝炎撲滅の啓発活動を展開してきた。 今回はその実績に加え、1960年から61年続ける刑務所や福祉施設への慰問活動などが評価され、加藤氏から厚生労働大臣顕彰状を授与された。懇談では加藤氏が杉に「今後は(肝炎対策以外にも)健康問題の間口を広げてほしい」と要請。杉はこれを快諾し、健康行政特別参与の委嘱状を授与された。