KADOKAWAは7月12日、ランサムウェアを含む大規模なサイバー攻撃を受けて従業員や一部取引先の情報などが漏えいした問題で、SNSなどで漏えい情報を拡散する行為のうち、悪質な例が473件あると発表した。「削除要請および情報開示請求を鋭意進めている」(KADOKAWA)といい、悪質性の高いケースには法的措置も取る方針だ。 内訳は、ドワンゴに関する情報のうち、X上でのものが133件、ネット掲示板「5ちゃんねる」のものが237件、まとめサイト上のものが26件、チャットツール「Discord」やその他のものが24件。角川ドワンゴ学園に関するもののうち、X上のものが8件、5ちゃんねる上のものが41件、まとめサイト上のものが1件、その他が3件。 このうちいくつかは要請に応じ、削除済みという。一方で「悪質性の高い情報拡散者に対しては、証拠保全の上、削除済みの書き込みも含めて刑事告訴・刑事告発などの法的