前作の『Amazon Web Services パターン別構築・運用ガイド』の序文の一部に次のような文章を書きました。 クラウドという言葉が一般的になってから、もう何年も経とうとしています。当初は、不慣れな従量課金やセキュリティへの不安から、採用する企業はごく一部の企業に限られていました。しかし、クラウド自身の進化と、それを取り扱うユーザ・企業・コミュニティの成長とともに、多くの企業がクラウドを検討・導入するようになりました。そして最近では、クラウドファーストという考え方のように、システムの導入の際はまずクラウドで実現できないかという考え方が当たり前になりつつあります。今では更に考え方が進み、クラウドネイティブという名のもとに、クラウドを前提としたアーキテクチャ・設計が採用されつつあります。 この文章を書いていた当時は、2014/2015年の年の瀬でした。私の実感としては、ようやくクラウド
![序文 "Amazon Web Services クラウドネイティブ・アプリケーション開発技法 " - プログラマでありたい](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7d696fe9465e8b3d73cc484df387b61c939cb0c9/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Fd%2Fdkfj%2F20160315%2F20160315075304.png)