スキーバス事故と大学生や若者の経済的貧困2016年1月15日未明、長野県軽井沢町で14人が死亡した大規模なバス事故が発生した。 学生を中心に、多くの死傷者を出した凄惨な事件に言葉を失ってしまった。 わたし自身も学生時代や20歳代は、頻繁に夜行バスを利用し、まさに「長距離移動の足」として活用させてもらっていた。 そのような長距離バスの需要はいまも根強くあることが理解できる。 わたしも学生時代に学費高騰などの影響もあり、金銭的な余裕がないため、安価な移動手段を求めたことを思い出す。 限られたバイト代などのお金だから、一円でも安くスキー場に行きたい、海外に行きたい、飲みに行きたい、遊びに行きたいと思っていた。 また、友人に金銭的な余裕がなければ、その友人の予算で行ける範囲内で遊び方や生活の仕方を試行錯誤するものだ。 飲み屋に行けない時はスーパーで食材を買って友人宅で宴会をした。BBQも安い食材を