こんな不思議な生き物いるんだね。 「アオイガイ」という名前のタコ。「カイダコ」と安直に呼ばれたりもします。神秘的でおもしろいのは、石灰質の分泌物を手から出して、自分でつくった貝殻を身にまとって海を放浪生活してること。この殻は割れたりしても自分で補修するらしい。やるね〜。今すげーナウいパーソナル・ファブリケーションじゃんよー。でもぶきっちょな個体は殻がいびつになるんだとか。 で、そんなアオイガイが佐賀県の唐津市沖で生きたまま捕まりました。現在この個体は佐賀県武雄市の県立宇宙科学館で展示されています。 貝殻とか死骸はよく見つかるらしいんだけど、生きたままっていうのはすっごい珍しいらしい。だらーんとのびるとタコっていうのがよくわかるね。アンモナイトみたいだ。 大きなものでは 25cmくらいになるんだとか。貝殻があるのはメスだけ。オスはメスの1/10くらいしかいないんだって。この貝殻の中で産卵して
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