米、WHO脱退を正式通知 来年7月6日付 2020年07月08日07時48分 7日、ホワイトハウスで話すトランプ米大統領(AFP時事) 【ワシントン時事】米国務省当局者は7日、米国の世界保健機関(WHO)脱退を国連事務総長に正式に通知したことを明らかにした。通知は6日付で、脱退は1年後の2021年7月6日になる。トランプ大統領は5月29日、新型コロナウイルスをめぐるWHOの対応などを「中国寄り」と批判し、脱退の意向を表明していた。 WHO、中国に調査団 コロナ起源検証へ 国連によると、脱退には分担金の残りを支払う必要がある。米国はWHO最大の資金拠出国で、18~19年の2年間では全体の約15%の約8億9000万ドル(約957億円)を拠出している。脱退すればWHOの運営に打撃となるのは必至だ。 世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長=3日、ジュネーブ(EPA時事) 一方、11月の米大統領選