概要 動機 goroutineを使ってパフォーマンスを改善する際に、どれくらの数で並行処理すればいいのか分かりませんでした。そこで、そもそもどのような仕組みなのか調べ、どのような性質の仕事が改善されるのか計測して、適切な数を決めるための観点を整理しました。 要約 goroutineはカーネルスレッドとM:Nの関係になっています。そしてカーネルスレッドごとにgoroutineのキューがあり、Goのスケジューラが順次実行していきます。 IO-Boundな処理は、netpollerが別のカーネルスレッドで非同期でシステムコールを実行するので他のgoroutineをブロックしないようになっています。 goroutineの使用時には以下の観点を留意する必要が計測から分かりました。 goroutineを使う場合はコンテキストスイッチのコストとトレードオフになる CPU-Boundなgoroutineは
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