夢の自動車電話交換システムの開発実現・・・ 出来て当たり前の自動車電話端末ソフトの悲哀1981年当時、在籍していた松下通信工業では並行して開発がすすめられた海外向け自動車電話には北欧向けの自動車電話NMTモデルと中近東向けの自動車電話とがあった。NMT向きのモデルは寒冷地仕様で人間の生死にもかかわるようなインフラ装置でもあった。中近東向けの自動車電話は王族の方達の通信ニーズを賄うべく当時大型開発として自動車電話向けの電子交換機と通信システム一式を含めた装置を開発納入するという一大プロジェクトとなっていた。こちらの端末はかなり高温な環境で動作するモデルだった。分散処理で構成されるように設計された新型自動車電話交換機は世の中の交換機メーカーからスポットライトの当たる交換機開発となっていた。しかしながら、端末側については、すでに国内でも商用化を遂げたNTT自動車電話に比べると周波数も800MHz
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