8月19日(木)、門別で行われた3歳場による重賞競走、第31回王冠賞(HI)(D2600)でクラキングオー産駒のクラキンコ(牝3)が勝利。これで通算12戦7勝。北斗盃、北海優駿、フロイラインCに続く重賞4勝目で、1981年のトヨクラダイオー、1999年のモミジイレブン、2001年のミヤマエンデバーに続く史上4頭目のホッカイドウ三冠馬(牝馬としては史上初)となった。 前走はスプリント戦でハナを切ったクラキンコだったが、今回も好スタートを切るもさすがに4〜5番手に下げての競馬となった。ケイエムサウザーが大逃げを打つ中、全く動じることなくレースを進めたクラキンコは2週目向こう正面あたりから徐々に進出を開始、4コーナーで早くも先頭に立つと、華月賞の勝ち馬サムライジャパンの猛追を3/4馬身退け、見事1.4倍の圧倒的支持に応えた。 またここにひとつ奇跡が生まれた。いくら地方競馬とはいえ三冠を達成したこ