2010年06月掲載 10年前、アフリカでのHIV/エイズ治療は不可能だと言われていました。現在は、抗レトロウイルス薬(ARV)治療によって、最多数の感染者を抱える国を含め、世界中で数百万人もの患者の命が救われています。しかし、闘いは決して終わっていないのです。 >>続きを読む 体感型バーチャルサイト「HALF-TIME – the HIV/AIDS crisis is not over!」 いま、2010 FIFAワールドカップが南アフリカ共和国で開催され、世界中の人びとが注目をしています。しかし、サッカーで盛り上がる一方、この南アフリカ共和国にはHIV/エイズで苦しんでいる多くの人びとがいるのです。そこで国境なき医師団(MSF)では、ワールドカップと同時に少しでも多くの人がHIV/エイズに関心を持ち、理解を深めてもらいたいということから、ケープタウン近郊の広大な黒人居住区、成人の約3人