【インドネシア】中国高速鉄道、早くも着工遅れのトラブル 配信日時:2016年1月2日 8時58分 [ ID:2935] 2016年1月2日、インドネシアで中国に対する不安感が広がっている。2019年開業予定で、昨年9月にインドネシア政府が中国に発注を決めたジャカルタ―バンドン間・約140Kmの高速鉄道の着工が遅れているからだ。 当初は、日本の新幹線方式の導入が有力だったが、中国は破格の条件で受注競争に勝利した。しかし、中国からの提案を採用した国が、具体的な計画を話し合う過程で、中国側からの当初提案の条件内容が大きく変更され、計画自体が暗礁に乗り上げてしまったケースや、またフィリピン・マニラ近郊の鉄道計画では、工事を途中で中止し、地元業者への支払いをしないまま中国が逃げてしまったこともあるからだ。フィリピンの工事は日本のODAで工事を再開する予定だ。 2015年8月にインドネシア政府に提出し