大阪市の学校法人「森友学園」が、大阪府豊中市に建設中の小学校用地から出たゴミ交じりの土砂を埋め戻したとされる問題で、豊中市は2月27日、廃棄物処理法に基づき現地を調査した。施工業者からの聞き取りも実施。市の担当者は記者会見で「ゴミ交じりの土を1年近く仮置きしていたと説明を受けた」と述べ、ゴミを事実上放置していたとの認識を示した。用地売却の格安問題も含めて騒動で揺れる現場を取材した。 市の担当者は先月27日、「埋め戻しがあったかどうかは現場で確認できなかった」と説明。現場にゴミの保管を明示した掲示板がなく、廃棄物処理法の保管基準に違反するとの見解を明らかにした。 撤去に当たった業者が「掘って出た汚染土を埋め戻した」と証言したことを受けた対応。野党は衆院予算委員会で改めて追及した。 市によると、27日の聞き取りや現地調査は、用地から出た産業廃棄物の保管基準が満たされているかどうかを確認。市の担