ボクシングもトップの世界は、野球やサッカーなんかと同じで才能の世界だ。 野球やサッカーは、無数の競技人口の中から選ばれた天才たちだけがプロになる事が許され、更にその中でも際立った才能だけが世界で大きな活躍を示すことが出来る。 久保君も、大谷君も凄いし、結果を楽しみにするけれど、彼らは自分とは違う世界の遠い遠い世界で住んでいる天上人なのだ。 共感なんて出来ないし、頑張ってくださいなんて言うのも烏滸がましく恥ずかしい。 神様に向かって頑張ってくださいなんていう信者はいないのと同じで、私を救ってくださいと祈る様にして、天才が結果を残すさまを見るだけだ。 ボクシングの世界でも井上尚弥のように世界に認められる天才や世界チャンピオンともなれば、ファンになれども共感までは遠い存在で 試合を楽しみにしてはいても、その勝敗に前のめりになって拳を握るほど感情は移入できない。 天才には、自分なんかの声は必要ない