山陽道の佐波川SA上り。大型車マスに「V字型レイアウト」が導入されている。これも混雑対策のひとつ(画像:NEXCO西日本)。 夜間の高速道路にトラックがあふれる状況の解決につながるでしょうか。日本高速道路保有・債務返済機構とNEXCO3社、本四高速、外部有識者などからなる「高速道路SA・PAにおける利便性向上に関する検討会」は2023年2月3日、中間とりまとめを発表し、今後のSA・PAの役割と整備方針などを提言しました。 【本気か!?】SA・PA「立体駐車場にします」案(画像で見る) SA・PAではここ数年、駐車マス不足が顕在化しています。特に足りないのは大型車マスで、社会的要請の高まりから大型車の高速道路利用台数も2005年からの15年間で約15万台(17%)増加。このため現在も各エリアで駐車マスの増設を行っており、2018年からの4年間で3000台分も増やしたそうです。 それでも駐車マ