27日の東京競馬第10レースで、ジャングルハヤテ騎乗の後藤浩輝が前走馬の走行妨害を受けて落馬し、頸椎(けいつい)骨折の重傷を負った。 日本中央競馬会(JRA)によると、最後の直線コースで岩田康誠(やすなり)騎乗のリラコサージュが外側に斜行した影響で、ジャングルハヤテが転倒した。後藤は病院に搬送され、11レース以降の騎乗予定馬は乗り替わりとなった。後藤は2年前のNHKマイルCでも、岩田騎乗馬の走行妨害を受けて落馬し、頸椎骨折などの重傷を負っている。 今回の事故で、JRAは岩田に対し、5月3日から11日までの騎乗停止処分を科した。岩田は4日の天皇賞(春)で、有力馬のウインバリアシオンに騎乗を予定していたが、乗り替わりとなる。