「眼瞼下垂手術がんけんかすいしゅじゅつを執刀する医師が、眼瞼下垂手術を受ける…」 そんな「ミイラ取りがミイラになる」みたいな話があるのでしょうか。 眼瞼下垂症診療をしていると、患者さんからさまざまな報告を受けます。肩こり・頭痛の変化にはもう驚きません。しかしながら腰痛や膝の痛み・不眠が改善、手の震えが収まった…など、彼らからの予期せぬ変化報告を受けるにつけ、自分も体験したいとの思いが強くなったのです。 それだけではありません。「手術を受ける側の体験」は、その後のまぶた治療に大きく貢献するはず。ですよね。 ついに信州大学の形成外科学教室、松尾清先生(当時教授だった)にお願いして、眼瞼下垂症の手術をしてもらう事となります。 あらかじめ準備したことやモノ。暖かく受け入れてくれた先生方との出会い。危惧されるダウンタイムとの付き合いとその覚悟。想定していなかった感覚。反省点などをテーマとして、松本で