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ブックマーク / tokigawa.hatenadiary.org (32)

  • 『心が叫びたがってるんだ。』 - あしもとに水色宇宙

    観てきました。素晴らしかったです。 肌理細やかな描写の数々が良かった。登場人物の所作一つ一つが意味を持っており、それが人物造形を豊かにしている。 演出面もこれまた良かったです。 作中、「殻」のモチーフが度々登場する。 成瀬順は、自分が発した言葉よって、家族を壊してしまったことに強いショックを受け、「自分の想い・自分の言葉」を他者に発することが出来なくなってしまっていた。「殻」の中に閉じこもっている状態なのだ。 成瀬は、言葉を発しようとすると、お腹が痛くなり、トイレへと駆け込んでしまう。学校のシーンでもそれは度々訪れる。成瀬が駆け込むその薄暗い女子トイレの個室は、まさに「殻」そのものだ。想いを発露しようとしても、それがうまく出来ず、女子トイレの個室=「殻」に戻ってしまう。 成瀬は自宅に帰ると、部屋の中の明かりを付けずに暗い中で事をする(卓の上の明かりだけを付ける)。なぜ、そのような事をす

    『心が叫びたがってるんだ。』 - あしもとに水色宇宙
  • 『アイドルマスター シンデレラガールズ』第1話 シンデレラたちの始まりに - あしもとに水色宇宙

    高雄統子監督のテレビアニメ初監督作品であり、期待していた作品。 第1話を見た感想はというと、高雄統子監督らしいシャープな画面作りで、見応えがあるものだった。レイアウトもかっちりと決まっており、かっこいい。 2011年に放送された『アイドルマスター』でも、背景描写は繊細に描かれていたが、今作はよりリアリティに、精緻に、描写されていると感じた。小道具の描写も作りこまれている。現実感溢れる画面作りだ。さらに照明設計も、自然光を意識した陰影作りになっており、そこもよりリアルな感じが出ている。 カット割りも良い。 Aパート、島村卯月とプロデューサー(以下Pと呼びます)の会話シーン。卯月がPに対し、「なぜ自分が選ばれたのか」と聞く。すると、カメラは若干引いて、卯月を後ろから捉える。そこから、彼女の「一度落ちたのになぜ自分が選ばれたんだろうという」不安な心情を表現する。そして、カメラは卯月を正面から捉え

    『アイドルマスター シンデレラガールズ』第1話 シンデレラたちの始まりに - あしもとに水色宇宙
  • 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』 身体的距離と心理的距離、そして壁 - あしもとに水色宇宙

    Shiro SAGISU Music from“EVANGELION 3.0"YOU CAN(NOT)REDO. アーティスト: 鷺巣詩郎,サントラ出版社/メーカー: キングレコード発売日: 2012/11/28メディア: CD購入: 64人 クリック: 2,558回この商品を含むブログ (61件) を見る 観てきて思ったことを。 今回、感じたことが身体的距離と心理的距離、そして壁。 シンジと他の人物の間には、壁がある。 それは時に目に見えるものだったり、目に見えないものだったりする。 ヴンダーの艦内において碇シンジは、葛城ミサトや赤城リツコたちと会話するのだが、そこにはガラスの透明な壁が設置されており、彼と彼女たちは遮断されている。目で見たり、会話もできるが、シンジはミサト達とは触れ合うことはできない。式波・アスカ・ラングレーがシンジを殴ろうとするが、ガラスがあり、それは叶わない。ガラス

    『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』 身体的距離と心理的距離、そして壁 - あしもとに水色宇宙
    dododod
    dododod 2012/11/28
  • アニメにおけるメガネ描写についてのメモ - あしもとに水色宇宙

    短めにメモ。 『謎の彼女X』第4話「謎のガール・ミーツ・ガール」に登場する丘歩子の眼鏡眼鏡のレンズによって、顔の輪郭が凹んでいる(ちなみに上野公平も輪郭が凹んでいる)。 この輪郭の凹みの描写が気になった(強度の近視だと輪郭の凹みが大きくなるのだろうか?)。他のアニメ作品だと、どう描写されているのか。とりあえず直近の作品を見てみると、『坂道のアポロン』では、凹んでおらず、『あの夏』でも凹んでいない(さらっと見ただけだが)。 近視用眼鏡なら多少なりとも顔の輪郭が凹むはずだと思うが、一切変化はない。 少し手間がいる描写だし、凹ませなくても別に気にならないが、現実に沿った細やかな描写だ。制作側が眼鏡をどう捉えているのか窺い知れる(原作の描写に沿っただけかもしれんが)。気になったので過去のアニメ作品をチェックしてみよう。

    アニメにおけるメガネ描写についてのメモ - あしもとに水色宇宙
    dododod
    dododod 2012/05/02
    メガネは凹んでいて欲しいよね、まほよ やってても気になったわ
  • 『探偵オペラ ミルキィホームズ』 奪われる者 それでも選択すること - あしもとに水色宇宙

    探偵オペラ ミルキィホームズ 第2幕【1】 [Blu-ray] 出版社/メーカー: ポニーキャニオン発売日: 2012/03/21メディア: Blu-ray クリック: 26回この商品を含むブログ (45件) を見る 『探偵オペラ ミルキィホームズ 第2幕』第9話「有給ある? さぁ習得すべく2」まで視聴して思ったことを。 ・・・・ ミルキィホームズは奪われる者だ。 第1期第1話「屋根裏の入居者」で、彼女たちは怪盗帝国との戦いの中、「トイズ」という特殊能力を喪失する。トイズを持っていた彼女たちは探偵として活躍をし、特別な待遇を受けていたわけだが、トイズを失ったことで、住居は埃っぽい屋根部屋にベッド一つの環境へと変わり、用意される事もジャガイモ一つなどかなり質素なものになった。トイズの力により周りの生徒たちから一目置かれる存在であったが、トイズの喪失により、一転して見下される存在へと変わって

    『探偵オペラ ミルキィホームズ』 奪われる者 それでも選択すること - あしもとに水色宇宙
  • 『アイドルマスター』ついてのまとめ - あしもとに水色宇宙

    アイドルマスター 1 【完全生産限定版】 [Blu-ray] 出版社/メーカー: アニプレックス発売日: 2011/10/27メディア: Blu-ray クリック: 96回この商品を含むブログ (70件) を見る TVアニメ作品『アイドルマスター』全話観終わっての感想のまとめ。 シリーズ演出が高雄統子さんになると聞いた時、「これはすんごく面白くなるぞ」と思って興奮してました。 それで蓋を開けてみたら、なんかぼんやりとしたというか、「何がしたいんだろうなぁ」っていう感じで、あまりノレずにいた。 面白いことは面白いんだけど、そこまで興味が出ないという感じ。第1話「これからが彼女たちのはじまり」から第5話「みんなとすごす夏休み」まで、もやもやしながら視聴していた。 今となっては、この第1話〜第5話まではこれからの彼女たちの飛躍のための準備期間で、必要不可欠なものだったと思うし、彼女のたちの成長を

    『アイドルマスター』ついてのまとめ - あしもとに水色宇宙
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    dododod 2011/12/26
  • 『それでも町は廻っている』第9巻 歩鳥と紺先輩と食事 - あしもとに水色宇宙

    それでも町は廻っている 9 (ヤングキングコミックス) 作者: 石黒正数出版社/メーカー: 少年画報社発売日: 2011/08/31メディア: コミック購入: 21人 クリック: 673回この商品を含むブログ (105件) を見る 第9巻を読み終えました。 第71話「歩く鳥」が特に良かったです。僕が歩鳥と紺先輩の二人のエピソードが好きだっていうのもありますが、紺先輩の心情が変化していく様が良くてちょっと感動しました。 第71話では、「事」がキーポイントになっているように思えた。 冒頭は、紺が南第3中学の2年生時の回想。紺が試合(卓球)の代表に選ばれたのだが、3年生を差し置いて選ばれてしまったために、3年の先輩たちの怒りを買ってしまう。仲良くしてもらっていた先輩にも、階段から突き落とされるという仕打ちを受けてしまう。 さらに、紺の両親がイギリスへと旅立ってしまう(3年生の時の回想)。 高校

    『それでも町は廻っている』第9巻 歩鳥と紺先輩と食事 - あしもとに水色宇宙
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    dododod 2011/09/02
  • 『輪るピングドラム』第5話「だから僕はそれをするのさ」のメモ - あしもとに水色宇宙

    コンテ/幾原邦彦、演出/そ〜とめこういちろう、作監/馬場充子・西位輝実。 面白かった。ちょっと感動した。 冠葉の少年時代の回想シーン。陽毬は熱が下がらず、危険な状態に陥っていた。最悪なことに救急車が全部出払っており、陽毬を病院に連れていけない。そこで、台風の暴風雨の中、冠葉の父親の剣山は陽毬を背負って徒歩で連れて行こうとする。そこに冠葉も勝手についていく。途中、冠葉を庇いガラスの破片で怪我をした剣山。怪我をしても、冠葉を気遣いながら陽毬を病院に連れて行く。 その父の後ろ姿を冠葉は傍で見ていた。 Bパート。ペンギンの帽子を取られ、危険な状態に陥った陽毬。苹果が投げたペンギンの帽子はトラックに引っ掛かってしまっていた。雨の中、自転車を漕ぎながら冠葉は必死にトラックを追いかける。陽毬を救うために。 少年時代の回想シーンとトラックを追いかけるシーンは照応している。どちらも雨の中、陽毬を救うために必

    『輪るピングドラム』第5話「だから僕はそれをするのさ」のメモ - あしもとに水色宇宙
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    dododod 2011/08/12
  • 『日常』OPのメモ - あしもとに水色宇宙

    新OPついてのメモ。 見たときなんだか違和感があった。 登場人物たちがなんかやけに角ばっている感じがしたのだ(全部ではないけど)。カクカクした感じ(特に手が)。前のOPでは丸っこいイメージだったのに、今度はやけに角ばっている。 これとか(手が角ばっているとか、ちょっとだけリアルな感じに)。 これとか(線がカクカク)。 前の回にもこんなカクカクした回があったような気がしたけど、いつかは忘れた。その時からずっと気になっていたんだけど、新OPを見てより気になった。 一体どんな効果があるのか? 印象的にはちょっと不気味な感じ。顔の感じと手がちょっとリアルというアンバランスで変な感じ。 原作ってこんな感じなのかな。原作通りに作るとこうなのか? とまあ、ただそれだけの話です・・・。 それと第14話と新EDを見て、やっぱ木上益治さんと石立太一さんはすげえなと思った。

    『日常』OPのメモ - あしもとに水色宇宙
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    dododod 2011/07/04
  • 『それでも町は廻っている』 変わらぬ日々とかなんとか - あしもとに水色宇宙

    TVアニメを観終わったので、原作を8巻まで一気に読む。 読んでたらちょっと切なくなった。第6巻第44話「ざっくばらん」を読んだ途端に。僕には、「歩鳥が髪を切る」という行為が変化の象徴に思えてきて、いつまでも続くように感じられた日常の終わりが見えたような気がした。そしたら、なんだか悲しくなってしまった。 それでも町は廻っている 6 (ヤングキングコミックス) 作者: 石黒正数出版社/メーカー: 少年画報社発売日: 2009/10/30メディア: コミック購入: 27人 クリック: 476回この商品を含むブログ (130件) を見る 歩鳥は、変わらぬ日常を望んでいるように思える。商店街の皆がいて、タッツンがいて、紺先輩がいて、シーサイドがあって。第2巻第18話「穴」において、歩鳥は非日常/非現実的な出来事に遭遇する。 それでも町は廻っている 2 (ヤングキングコミックス) 作者: 石黒正数出版

    『それでも町は廻っている』 変わらぬ日々とかなんとか - あしもとに水色宇宙
  • 2009年を振り返って〜個人的TVアニメベスト10〜 - あしもとに水色宇宙

    去年に書いた12月30日の日記に引き続き、個人的に面白かった作品を挙げていきます。わざわざ個人的と言ってる通り、かなり自分の趣味に偏っているので、その辺はあしからず。ブログで言及したものばかりが入っており、改めて書くのもなんですが。この記事を書いている時点で終了していない作品は省いています。 『青い花』 青い花 第1巻 [DVD] 出版社/メーカー: メディアファクトリー発売日: 2009/10/23メディア: DVD購入: 3人 クリック: 219回この商品を含むブログ (69件) を見る 7、8、9月はこの作品のことばっかりブログに書いていた気が。 OPが良いんですよね。空気公団さんの曲も良いんですが、OPに参加している幾原邦彦監督の映像面も良い。 カサヰケンイチ監督や、長井龍雪さん、桜美かつしさんが参加した各回も良いんすが、個人的には鈴木洋平さんと渦薪かい(ご自身が仄めかしていました

    2009年を振り返って〜個人的TVアニメベスト10〜 - あしもとに水色宇宙
  • 『獣の奏者エリン』第48話が面白い〜風景が織りなす物語〜 - あしもとに水色宇宙

    『獣の奏者エリン』第48話「リョザの夜明け」では、第7話「母の指笛」以来の、絵コンテ/演出・布施木一喜、作画監督・杉道明の布陣となっており(演出が連名ではなくなっている)、非常に濃い内容となっていました。決戦前夜の各々の心情を描いた回でしたが、ここでは主にキリクに焦点をあてて書いていきたいと思います。 風景と音とキリクとセィミヤ 深々と降り積もる雪の風景、画面を白で覆い隠しノイズのように機能する吹雪の風景、そして全てを包み込むように輝く朝日の風景は、キリクの心理の変化を視覚化する役割を果たしている。第48話では、この風景がキリク、またはそれぞれの登場人物の心理/状況を表すかのような働きをし、風景が登場人物たち各々に影響を及ぼしたりと、多様な役割を演じることになる。 冒頭、シュナンが率いる大公軍が捉えられる。この時点では、まだ吹雪いておらず、粉雪がゆっくっりと地面に降り積もる。シュナンが画

    『獣の奏者エリン』第48話が面白い〜風景が織りなす物語〜 - あしもとに水色宇宙
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    dododod 2009/12/14
  • 『獣の奏者エリン』についてのまとめ〜その1〜 - あしもとに水色宇宙

    獣の奏者エリン 1 [DVD] 出版社/メーカー: アニプレックス発売日: 2009/08/05メディア: DVD購入: 2人 クリック: 63回この商品を含むブログ (30件) を見る 『獣の奏者エリン』の個人的な感想まとめみたいなものを、最終回に向けて前から少しずつ書いていたのですが、ちょっと長くなったので「最終回の感想+物語について」と分けて、先に出すことにしました。「最終回の感想+物語について」は第50話「獣の奏者」が終わってからその2で出します。 その1は観始めたきっかけとスタッフについて。 『獣の奏者エリン』を観だしたのは、前番組だった『テレパシー少女 蘭』を観ていた流れで、なんとなく観始めたのがきっかけでした。別に前から期待していた作品でもなかったし、上橋菜穂子さんの原作小説『獣の奏者』を読んでいたわけでもなかったので、当になんとなくで観始めました。監督は浜名孝行、シリーズ

    『獣の奏者エリン』についてのまとめ〜その1〜 - あしもとに水色宇宙
  • Phantom〜Requiem for the Phantom〜 最終話「江漣」が面白い - あしもとに水色宇宙

    ラストについて思ったこと。ちょっと急いで書きすぎたかな。 彼は死に、彼女は新しく生まれた。玲二は死にましたが*1、幸福な結末(言い過ぎかな)だったんじゃないかと僕は感じました。 玲二と江漣 荷馬車に乗った刺客(?)に玲二が撃たれてしまうわけなんですが、彼は別に撃たれてもよかった、死んでもよかったと僕は思います。なぜなら、玲二は約束を果たすことができたのですから。 今までの人生で約束を何一つ守れなかった彼が絶対に守ろうとした約束、江漣の当の笑顔を取り戻すことが彼にはできたのです。ラストに江漣は立ち上がって振り返り、画面の視聴者に、いや玲二に向かって微笑みます。これは玲二に向けられた笑顔。それは、今までの暗殺者として演技をしていた笑顔、偽りの笑顔ではありません。彼女が忘れていた当の笑顔。振り返ってもそこに玲二は存在しませんが、その当の笑顔は玲二が取り戻したものです。当の笑顔を取り戻す約

    Phantom〜Requiem for the Phantom〜 最終話「江漣」が面白い - あしもとに水色宇宙
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    dododod 2009/09/28
    これはこれで
  • 青い花 最終話「冬の花火」がすごく面白い - あしもとに水色宇宙

    素晴らしい出来だった。 最終話は、大したことは何も起こらない。ただ静かに、ゆっくりと、それぞれの新しい始まりを描いていく。 急いで書いたので、後で加筆するかもしれない。 衣替え アバンが始まると、エスタブリッシング・ショットの次に、眉間にしわを寄せた眠気眼のあきらが映し出される。母親に冬服を出しておいたわよと言われ、掛けられているセーラー服を見るあきら。「衣替え」かと呟き、また眠りにつく。ここでは「衣替え」によって、作中の時間経過が伝えられるのと同時に、新たな時間が動き出したことが提示される。今まで身に着けていた服装が変わる「衣替え」は、変化の象徴に思える。前回、杉に別れを告げたふみ。ふみと杉の時間は終わり、あきらとふみの新しい時間が動き出す。 今話は最終回なのだが、新しい始まりでもあるのだ。 図書館 文芸部であるふみは、図書館の入れ替えを手伝うことになる。図書館の入れ替え作業

    青い花 最終話「冬の花火」がすごく面白い - あしもとに水色宇宙
  • Phantom〜Requiem for the Phantom〜 第20話「故郷」が面白い - あしもとに水色宇宙

    短めにメモ。ちょっと気になった事を色々と。あとで追記したり、書きなおすかも。 殴る(攻撃) 最初に頭をポカンと殴られるのは、なかなか秀逸だなと思いました(図1)。何気ない描写なんですけどね、これといって普通だし。ツヴァイなら、寝てるとは言えメガネ女子高生の不意打ちパンチなんて、避けちゃうか、止めることが容易に出来るはずなんですが、それが出来ていない。体も全く反応していない。素直に殴られているだけ。いかに気を抜いて生活しているか(自然体で)、彼がツヴァイとしてじゃなく吾玲二として普通な学園生活を送っていることがよくわかる所です。最後の方で、また殴られそうになりますが、今度は腕を掴んで阻止している(図2)。「最初と最後」で、学園時の吾玲二とファントム時のツヴァイとの「対比」がうまく描かれており、彼の変化がよくわかる所でした。 女子高生のパンチなんてそんな大げさなものではないんですけど、一応

    Phantom〜Requiem for the Phantom〜 第20話「故郷」が面白い - あしもとに水色宇宙
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    dododod 2009/08/16
    中二病すぎる回w
  • 涼宮ハルヒの憂鬱「エンドレスエイト」ってどうなの? っていう話のメモ - あしもとに水色宇宙

    昨日、涼宮ハルヒの憂「エンドレスエイト」第18話を視聴しながら、友人4人と話したことをメモ。「話した」と言っても、ずっと聞き手にまわっていたので、皆から聞いたことを。1、2年後のためのメモ。 今の所、どの回が良かったか? 「コンテ・演出・荒谷朋恵さん、作監・西屋太志さんの第13話が一番良かった」という意見が多かった(二人)。 あとは、「コンテ・演出・石原立也さん、作監・池田和美さんの第16話」と「コンテ・演出・石立太一さん、作監・秋竹斉一さんの第18話」が一人ずつ。僕は、高雄統子さんの回を挙げた。 「じゃあ、どの回があんま面白くなかったか?」という話しになったら、××××さんと×××××さんの名前が挙がった。××××さんの回は思ったより良くなかった。もっと面白いものかと思っていた。×××××さんの回はひたすら単調で観ていて辛かったという意見があった。 DVDは売れるのか? 普通なら売れな

    涼宮ハルヒの憂鬱「エンドレスエイト」ってどうなの? っていう話のメモ - あしもとに水色宇宙
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    dododod 2009/08/03
    売り上げとか
  • 青い花 第5話「嵐が丘 前編」が面白い - あしもとに水色宇宙

    短めにメモ。青い花 第5話「嵐が丘 前編」で気になったことをいくつか。急いで書いたので誤字脱字が多いかも・・。 視線を誘導させられることが多かった回。 構図 ・対象(人物)を中心に置かずにずらす。 杉がポスターを書いてくれた後輩と会話するシークエンス。画面左に杉、画面右に後輩の女の子を。二人を寄らせることによって、二人の会話してる感が強調されてるなぁ、なんて思ったり(図1)。 図1 「先輩を疑っているの」とあきらに打ち明けるふみ、「えっ」とあきらは少し驚く、その直後の二人を捉えたカット。それと、「気にしなくていいのよ」と井汲が言った後で、あきら井汲が星の王子さまを鑑賞しているカット。人物達が中心からずれているので、視線が自然と人物に注目してしまう。それに加え、どこか寂しげで印象的。 図2 ・強烈というか、いやでも注目してしまう井汲と杉のシーン。窓から入った光の中に井汲と杉がいるので

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  • 青い花 第4話「青春は美わし」が面白い - あしもとに水色宇宙

    登校 「これからさ。待ち合わせて一緒に行こうか、学校」 前回、図書室で杉とキスをして、付き合うことになったふみ。 Aパートは、杉と朝一緒に登校することになり、その事に舞いあがりながら部屋で身支度をするふみを、軽妙な音楽と共にモンタージュシークエンスを使って見せていく所から始まります。駅へ向かうふみ。そこには、杉とあきらが待っていました。杉の事で頭がいっぱいなために、すっかりあきらと一緒に登校することを忘れていたふみ。あきらの事を忘れていた自分を悔いる。あきらと別れ、杉と登校するふみ。 ここで注目したいのは、あきらと一緒に登校することを決めたふみへの杉の態度。「あーちゃんはそんな子じゃありません」と言い放ったふみに対して、「仲良しグループから外れたら大変だ」と皮肉めいた言葉で返す杉。ここでは、「あーちゃんはそんな子じゃありません」と言われ、むくれる杉を短い間隔での3カットで表

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  • 東のエデン 第10話「誰が滝沢朗を殺したか」が面白い - あしもとに水色宇宙

    反射 第10話では、人物がよく窓に反射される。ヘリでの滝沢と物部や新幹線での咲。もちろん、それは時刻が夜間なので必然的なことなのかもしれないが、窓に反射されるのをうまく用いて登場人物の心情を表現している場面もある。 咲が滝沢に「あなたは誰?」と問いかける所で、カメラは直接咲の顔を捉えずに、窓に反射された咲の顔を捉える。「窓に反射され顔」、それは鏡像の世界の咲であり、彼女の心の中を投影した内面世界の咲を捉えている。窓に反射させることにより視聴者を滝沢に対しての不安で苦悩する咲の心の中、内面世界へと入り込ませてくれる。それによって、彼女の心の中を深く感じ取れるようになっている。 それに加え、窓から透けて見える外の景色は、夜の闇に覆われた世界、雪が新幹線に乗っているため激しく吹き荒れる吹雪のように見える。暗い世界に吹雪が吹き渡る、それは彼女の苦悩する心象風景をそのものを表している。 滝沢の話を聞

    東のエデン 第10話「誰が滝沢朗を殺したか」が面白い - あしもとに水色宇宙