2013年、インディーズ映画界の登竜門とも呼ばれている「第7回 田辺・弁慶映画祭」にてグランプリ賞と市民賞のW受賞を果たした〝アイドルファンとアイドルの交流〟を描いた、頃安祐良監督の話題の映画『あの娘、早くババアになればいいのに』が、2014年初夏、ついに劇場で公開されることがわかった。 オタクにとっての夢──アイドルファンの父が娘を理想のアイドルに育てる 映画「あの娘、早くババアになればいいのに」予告編 本作は、今や日本の音楽シーンを語る上で欠かせない存在と化している〝アイドル文化〟に着目し、アイドルとアイドルを支えるファンの生き様を描いた作品。 コメディーのように笑える場面も交えながら、アイドルファンの父とアイドルを目指す血のつながらない娘との究極の親子愛やアイドル愛が描かれている。 娘のアイドルを目指す高校生・蟹沢アンナ役には、2012年公開の映画『苦役列車』での好演で注目を浴びた中